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韓国との貿易問題をアメリカではどのように報道されているか [留学記]

◇韓国との貿易問題をアメリカではどのように報道されているか


 


日本が韓国に対する輸出管理を強化したことに対し、韓国は激しく抵抗しています。昨日はGSOMIAを破棄するという決定をしました。


 


日本では韓国の行き過ぎた対応に対して驚きと怒りの報道が多いと思います。しかし、日本国内で韓国を非難したところで大して国際社会には影響がありません。海外(特に英語圏)がどのように報道しているか、自国に有利な方向で報道しているかを知ることの方が大切です。なぜなら、非があると思われた方が、国際社会で分が悪くなるからです。


 


そこで、この問題がアメリカでどのように報道されているか調べてみました。


 


【背景】


まず、問題点を整理しておきましょう。ことの発端は、日本から韓国が輸入した軍事転用可能な規制品目の適切な管理を韓国が怠っており、北朝鮮やイランなどに再輸出されていたことです。もともと日本は韓国を信頼して規制品目を簡易手続きで輸出できる「ホワイト国」に指定していましたが、これを受けてホワイト国から外しました(輸出管理の強化)。規制品目が北朝鮮やイランに渡ることは、世界の安全を脅かします。これに対し、韓国は基幹産業であるハイテク産業の弱体化を狙った貿易戦争だと反発して今に至ります。


 


措置自体は適切だと思いますが、発動時期が悪かった。


①アメリカが中国と貿易戦争を始めた。


②徴用工問題が出てきた。(徴用工といっても募集に応じた一般労働者。)


 


このことから、韓国は「徴用工問題に対する報復措置として貿易戦争を仕掛けられた」と宣伝しています。


 


【方法】


①調査対象


新聞: USA Today, New York Times, Washington Post


テレビ: CNN, abc, NBC, BBC(これだけイギリス)


②方法


Japan AND Korea AND Tradeで検索し、日韓貿易問題を扱った記事1本について以下の項目について評価。両論併記の場合は強調または長く割かれている方を採用。


1. 表現:輸出管理 (Control)と表現〇、輸出規制 (Restriction, Curbs)と表現△、貿易戦争(Trade War, Weaponization)と表現×


2. 歴史:徴用工問題と関連付けない〇、関連付けても日韓基本条約で解決済と記載△、徴用工問題についてのみ記載×


3. 再輸出:韓国の不適切輸出疑惑について詳細に記載〇、韓国の管理不足について記載△、記載なしあるいは「安全保障上の問題」とのみ記載×


 


【結果】


 

表現

歴史

再輸出

ソース

CNN

×

×

×

https://www.cnn.com/videos/business/2019/08/02/japan-south-korea-trade-war-pham-first-move-lok.cnn

NBC

×

https://www.nbcnews.com/news/world/south-korea-scraps-intelligence-sharing-pact-japan-amid-bitter-feud-n1045106

abc

×

https://abcnews.go.com/International/japan-removes-south-korea-trade-white-list/story?id=64728582

BBC

×

×

https://www.bbc.com/news/business-49201707

USA TODAY

×

×

https://www.usatoday.com/story/news/world/2019/08/22/south-korea-end-intelligence-sharing-deal-japan/2081846001/

Washington Post

×

×

×

https://www.washingtonpost.com/business/why-japan-and-south-korea-have-their-own-trade-war/2019/08/22/ac4a5ab8-c4c3-11e9-8bf7-

New York Times

https://www.nytimes.com/2019/08/01/business/japan-south-korea-trade.html


 


日本の主張に沿った記事は皆無です。ほとんどの記事は韓国側の主張の方を多く載せています。そして、問題の核心であり、世界的な問題であるはずの「北朝鮮やイランへの不適切輸出」についてはスルーされています。これでは喧嘩の原因は歴史問題にあると世界の人々が誤解を受けます。


 


 多くの記事で書かれていますが、アメリカ人の関心は日韓関係というよりは、スマホやPCの値段はどうなるのか?ということの方に向かっています。北朝鮮やイランに戦略物質が流出しているという事実が伏せられていれば、当然、「日本は早く和解して輸出を再開してやれ」という議論に傾きがちになります。


 


もう一点気づいたことですが、韓国系と思われる人が多くの記事を執筆しています。Washington Timesの記事(Bloombergが提供していますが)はもろに韓国よりです。


 


韓国の思惑通りに進んでいると言えましょう。自身の疑惑を歴史問題にそらし、かつ「徴用工問題」なる新たな歴史問題を創り上げようとしています。


 


はっきり申しましょう。これでは喧嘩に負けてしまいます。第三者の理解がなくては国際社会での交渉は不利になります。


 


私は各社に意見を送ることにしました。


 


I read this article and found the writer misunderstood a critical point; why Japan tightened export control towards Korea. As Japan Times reported (https://www.japantimes.co.jp/news/2019/07/10/business/japan-surprised-south-korean-response-export-control-accuses-seoul-trying-make-issue-free-trade/#.XWBVPeTsbDf), chemicals, whose export is globally regulated as materials of weapons of mass destruction, were illegally exported towards North Korea, Iran, or other countries. Japanese new export regulations aim to prevent unlawful trading, not to retaliate historical conflicts.


 


もう一度言います。「このままでは喧嘩に負けます。」


 


原因の一つは日本が世界に対する宣伝を怠っているからです。経済産業省のHPからも全くやる気が感じられません。https://www.meti.go.jp/english/press/2019/0701_001.html


「北朝鮮やイランに核兵器の原料が不正輸出されていた!だから輸出管理を強化した」ということを強く主張しないといけません。そして、日本のメディアにそうしたように、世界のメディアに対しても報道の仕方を指導すべきです。そうでなければ、韓国の主張が真実になってしまいます。


 


私はこの記事を後ろの韓国人の目を気にしながら必死で書いています(笑)。


 


この記事を読んでいただいた方、是非協力してください。輸出管理の理由が間違えた記事があれば訂正を求め、海外のメディアに正しい情報を伝えてもらいましょう。また日本政府には情報発信力が弱いことを指摘し、正しい喧嘩の仕方を教えてあげて下さい。

タグ:韓国 貿易
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デルタ航空マイルの使い方に関する検討 [飛行機]

◇デルタ航空マイルの使い方に関する検討




ブログの更新が久しぶりになってしまいました。
さて、今回はデルタ航空スカイマイルの話題です。
〇必要マイル数の一般的な計算方法
マイレージプログラムの特典航空券に必要なマイル数は、多くの会社の場合、
1.「飛行区間」または「飛行距離」
2.「シーズン」
で一定額に決められていることが多いです。
例えば、ANAマイレージクラブの場合は、「飛行区間」に「シーズン」が加味されてマイル数が決まります。
各社、必要マイル数チャートを用意していて、基本的には「どこへ旅行するか」であらかじめマイル数を予測できます。次の旅行のために「マイルを貯金する」と言われるのもこのためです。
〇デルタ航空スカイマイルの特殊性
これは前回も書きましたが、デルタのマイルは上で書いた「決められたマイル数」というものが存在しません(必要マイル数チャートがない)。完全な「変動マイル制」になっています。
需要が見込める時期の便は高いマイル数を設定し、需要が低い時期の便には低いマイル数を設定します。また、販売状況により必要マイル数を変更します。出発日が近くなり空席が多いと必要マイル数を引き下げたりします。
この方式のメリットはANAユーザーから多く聞かれる「特典航空券が取れない」ということがあり得ないことです。
JALも同じように変動マイル制(PLUS)を導入しましたが、マイルチャートは残っていて、最低限必要なマイル数は分かります。
〇運賃との相関性と1マイルの価値
デルタは必要マイル数を需要に応じて調整していますが、当然、運賃も需要に応じて調整しています。当然、「運賃とマイル数は相関している?」という仮説が成り立ちます。この仮説を検証するために、運賃とマイル数の相関について検討しました。
条件:
旅行期間:2020/2/15-21及び2020/4/1-7 NYから各地の往復
行先:シカゴ(ORD)、アトランタ(ATL)、ロサンゼルス(LAX)、パリ(CDG)、カンクン(CUN)、東京(TYO)
便の選択:直行便最安値(東京の場合は1 STOP)
運賃(マイル)の算出方法:8/7現在の運賃またはマイル数をアプリにて検索。海外の場合は税金を運賃より差し引いて計算。(表示運賃に税金が含まれているため。国内線は数ドルなので無視した。)
結果:
下図のごとく、運賃とマイル数には明らかな正相関が認められました。(青:2月、ピンク:4月)
mile and price.jpeg
ピンクに一つだけ外れ値がありますが、4月のNY-CDGです。
外れ値を除いて運賃/マイルを計算すると、一マイルあたりの単価は¢1.38と計算されました。なお、スカイマイルの一般会員は運賃1$に対して5マイルが加算される(特典航空券にはマイルが加算されない)ことを考慮すると、一マイルあたりの単価は¢1.28となります。
〇デルタのマイルは貯める価値があるのか?
デルタのマイルを貯める一般的な方法は
1. デルタで飛ぶ
2. デルタのクレジットカードを使う
3. AMEXのポイントを移行する
4. (日本地区会員限定)ニッポン500マイルキャンペーン
などが一般的かと思います。(Gポイントからの移行はできなくなりました。)
デルタのマイルは無期限有効なので、1.と4.の場合は貯めるに越したことはありません。
問題はクレジットカードのポイントをデルタに貯めるかどうかです。ここからは私見ですが、
デルタのポイントを貯めるくらいなら別のポイントを貯める
のがいいと思います。
例えばデルタの航空券を購入するとしましょう。デルタAMEXカード(USA)を使うか、Chase Sapphire Reserveを使うか?
 デルタAMEX: 2マイル/1$ = 還元率2.6% (1マイル単価1.3¢として計算)
 CSR: 3pts/1$ = 還元率4.5% (Reward pointをChase Travelで利用)
Chase Travelでは公式サイトと同じ値段で航空券が売られています。マイルも付与されます。
日々の買い物でも、CSRの還元率の方が、デルタAMEXを上回ります。
〇スカイマイルの使い道
デルタはJFKをハブにしているので、私としては利用機会が多いです。価格は安く、定時性も一番です。またデルタのマイルは、Lyftとの提携やニッポン500マイルもあるので、意外と貯まっていきます。
また、ポイントプログラム全般に言えることですが、
定期的に消費せよ
が原則です。ポイントプログラムは改悪されることがほとんどですし、ユナイテッドも11月から変動マイル制に移行することが決まっています。
ではいつ、どこで使うのがいいのでしょうか?
経験上、デルタの1マイルの価値は1.3-1.5セントになることが多いです。マイル数が変動するので、この相関はかなり強く、Sweet Spotを探すのが非常に困難です。
私なりのスカイマイルの理想的な使用方法を提案します。
1. (前提)スカイマイルは直接貯めない。AMEXのポイントで貯める。(アメックスゴールドはレストランやスーパーマーケットでの還元率がほかのどのクレジットカードよりも優れています。)
2. 1マイル単価が2セント程度の便を見つける。
3. マイルを利用することにしたら、AMEXポイントをデルタに移行します。(瞬時に移行されます。)
4月のNY-CDGのような便を発見したら迷わず使いましょう。また経験上ですが、オフシーズンは運賃に比して必要マイル数が下がることが多いように思います。1マイル2セントくらいの価値になっている便をよく見かけます。オフシーズンは安いので現金購入したくなりますが、マイルも見てみてください。


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